IT業界における仕事が辛いと感じる原因の1つは、仕事量が多いため必然的に残業も多くなってしまうことです。システムエンジニアの仕事で言えば、コーディングや設計書などを大量にこなさなければならないといった仕事が多く、その納期間近には、残業だけでなく休日出勤をする必要性にも迫られます。基本的にスケジュールには遅れが生じることがほとんどなため、それがさらなるプレッシャーにもなっています。

IT業界自体が人材不足の業界のため、一人のシステムエンジニアが複数の業務を掛け持ちしてこなさなければならない状況もよくあります。必然的に業務量は増え、それに比例するように残業も多くなり、辛いと感じる方も多くいるのです。

また意外かもしれませんが、パソコンを使っての作業が身体の負担になって辛いということもあります。システムエンジニアの仕事は大半がパソコンを使っての仕事です。目の疲労や肩・腰などの凝りといった身体的な負担は結構大きく辛いところです。運動不足に陥りがちなので、体を動かしてのストレス発散も意識的に行わないと、精神面もいつの間にか蝕まれていることもあります。

他にもIT業界の仕事で辛い点は、突発的な問題が起きやすく、そのトラブル対応自体もストレスフルなことが多い点にあります。突発的にシステムトラブルが発生すると、昼夜問わず仕事に出向かなければならず、なおかつシステムエンジニアのせいではない問題でもクライアントは厳しいクレームを入れてきます。

このように、IT業界での仕事に対してマイナスの感情を抱く原因は多岐にわたりますが、辛い現状からの抜け出し方さえ分かれば、あとは行動に移してすぐに解決できるかもしれません。